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外用薬・内服薬の選び方

どんな人向け?

  • しみ・くすみ・小じわを「薬」(外用・内服)で改善したい方
  • レーザー・光治療などを受ける予定で、
    効果を高めたい/肌トラブルを減らしたい方
  • 「自分に合う組み合わせ」を医師と一緒に整理してから治療を始めたい方

※ しみは種類(肝斑・老人性のしみ・炎症後色素沈着など)によって合う治療が変わります。まずは診察で肌状態を確認します。

なぜ組み合わせるの?

  • しみ治療は、
    ①作らせにくくする
    ②排出しやすくする
    ③肌環境を整える
    の3つを組み合わせると改善が早いことが多い
  • 効果が高い「攻め」の治療ほど刺激が出やすいので、
    「守り」(刺激を減らす・悪化を防ぐ)を同時に考える
  • 別々の薬にしておくことで、
    肌状態に合わせて「量・頻度・組み合わせ」を調整しやすい

当院では、客観的な知見(薬理・報告)に加えて、院長の臨床経験で得られた「効きやすい組み合わせ/調整のコツ」も踏まえてご提案します。

組み合わせの考え方

  • しみの種類・分布
  • 目標とするゴール
  • 肌質
  • ダウンタイムの許容度

など、肌状態・ライフスタイル・考え方などを診察の際に確認して、お一人お一人に合わせて調整します。

よくある組み合わせ

肝斑の方

トラネキサム酸
シナール
ハイドロキノン
αリポ酸

肝斑は紫外線や刺激の影響を受けやすいため、まず「守り(遮光・摩擦を減らすケア)」が重要です。当院では経過を見ながらトレチノインを加えることも多いです(肌状態により調整します)。

老人性のしみ

ハイドロキノン
トレチノイン
αリポ酸

老人性のしみはレーザーに反応しやすいですが、たくさんある場合などは外用薬で広い範囲をまとめて治療することを狙って、外用薬を先行で使うこともあります

小じわ(肌のハリ)が気になる方

トレチノイン
αリポ酸

注入治療などが適する場合もありますが、抵抗がある方や「まずは外用から試したい」方では、外用薬で肌質改善を狙う選択肢があります(深いしわ・輪郭変化には限界があります)。

各薬剤の役割

外用薬

ハイドロキノン

  • しみの色素であるメラニンの生成を抑える外用薬です
  • しみの治療で中心となる薬のひとつです
  • ハイドロキノン単独では効果が感じにくいので、特に高い効果を期待するときにはトレチノインと併用するようにしています
ハイドロキノンもう少し詳しく

トレチノイン

  • 角質のターンオーバーを促して、色素の排出を助けます(しみに対する効果)
  • コラーゲン産生を促し、肌のハリや小じわの改善も期待できます(しわや肌のハリに対する効果)
  • ハイドロキノンと組み合わせた治療は、しみに対する高い効果が狙える外用療法として、例えばゼオスキンセラピューティックなどにも取り入られています。
  • 赤みや皮むけが出やすい薬なので、医師の指示に沿って量・頻度を調整します
  • 刺激が強い薬です。肝斑の場合は刺激のためにしみの症状が悪化する場合があるので、慎重に使用します。
トレチノインもう少し詳しく

αリポ酸(アルファリポ酸)

  • 抗酸化剤です。「守り」のケアを狙って使います。
  • ハイドロキノンやトレチノインと組み合わせて、両剤による刺激から肌を守ると同時に、しみやしわに対する効果を補助する狙いで用いています。
αリポ酸もう少し詳しく

内服薬

トラネキサム酸

  • 肝斑に効果があり、よく使用されている内服薬です
  • 炎症や刺激の影響を抑え、しみができにくい状態を目指します
トラネキサム酸・シナールもう少し詳しく

シナール

  • ビタミンCなどにより、肌環境を整える補助的な内服薬です
  • 肝斑などでトラネキサム酸をサポートする目的で併用されることが多い薬です
トラネキサム酸・シナールもう少し詳しく

ソルプロホワイト

  • アンチエイジングの鍵とされている、抗酸化、抗糖化の両方の成分が配合されたサプリです
  • 紫外線による肌へのダメージを和らげる働きがあります
  • 日焼けの影響が強すぎる方に、他の刺激のある治療の前に、通常の日焼け止めと併用する前提で内服して頂くことがあります
  • サプリとして、アンチエイジングへの効果を期待して内服して頂くことも可能です

注意点

妊娠中(妊娠の可能性がある方)

  • トレチノインは妊娠中は使用できません。妊娠の可能性がある場合は事前にご相談ください
  • 妊活中、授乳中については扱いが異なりますが、使用上の注意点がございますので必ずご相談ください

トラネキサム酸について

トラネキサム酸は、抗炎症作用の他に止血作用もあり、手術の後の止血目的や生理が重い方の出血を減らす目的で、点滴や処方されることがある薬です

  • 上記の理由で、長期連用は避けています(あるいは1日量を減らしています)
  • また、以下に当てはまる方は、安全のため慎重に判断します
  • 心筋梗塞・脳梗塞をしたことがある
    血栓リスクを指摘されたことがある
    高血圧・脂質異常症・動脈硬化を指摘されたことがある
    喫煙習慣がある
    ピルを内服中
  • 服用中に下肢のむくみ・痛みなど気になる症状が生じた場合は、早めにご連絡ください

外用薬の反応(赤み・皮むけなど)

  • 赤み、乾燥、皮むけ、ヒリつきなどが出ることがあります
  • 使用量・頻度の調整したり、場合によっては休薬・中止して頂くこともあります

トレチノインは使い始めの2~3週間に反応が出やすく、その後は落ち着くことが多いです(個人差かなりあり)。

各薬剤のページ

ハイドロキノン トレチノイン αリポ酸 トラネキサム酸・シナール

ご相談・受診について

医師が診察しご希望を伺って、治療のご提案、注意点などのご説明をします。まずはご相談だけでもお待ちしております

※ 治療内容・効果には個人差があります

※ 診察の結果、適応外となる場合があります

看護師による無料事前カウンセリングも承っておりますので、お気軽にご連絡下さい

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