Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、「特に気になるシミをピンポイントで改善する」治療です。 治療後は外用を併用し、色素沈着や再発を防ぐことが重要になります。
- 一回の施術で高い治療効果
- 肝斑以外のほとんどのシミが対象
- ダウンタイムは通常2週間
- その後も数か月塗り薬使用が原則
シミに対する最も効果的な治療の一つです。
治療の流れ
- 診察・シミの確認 医師がシミの種類や肝斑の有無を確認し、 Qスイッチルビーレーザーが適しているかを診察します。
- 照射範囲・料金・経過のご説明 照射する範囲を確認し、費用、テープ保護の期間、 炎症後色素沈着などの経過についてご説明します。
- レーザー照射 必要に応じて冷却や麻酔を行い、シミにレーザーを照射します。 照射直後は白く反応し、その後かさぶたのような状態になります。
- 自宅ケア 照射部位に軟膏を塗り、テープで保護して頂きます。 顔の場合は通常2週間程度が目安です。
- 再診・外用薬の開始 かさぶたが取れた後の状態を確認し、 炎症後色素沈着を抑える目的で、必要に応じて外用薬を使用します。
- 数か月かけて経過をみます レーザー後はいったん色素沈着が濃く見える時期があります。 紫外線対策と外用ケアを続けながら、数か月単位で落ち着いていく経過をみます。
向いている方
Qスイッチルビーレーザーは、つぎのような方に向いている治療です
- 特に気になるシミが、限られた範囲にある
- 境界が比較的はっきりしたシミを、ピンポイントで治療したい
- 老人性色素斑、そばかすなど、レーザー治療が向くシミを相談したい
- ADM、太田母斑、扁平母斑などのあざについて相談したい
- テープ保護や外用薬など、治療後のケアも含めてしっかり治療したい
※ 肝斑が混在している場合や、シミの種類によっては、レーザー以外の治療をご提案することがあります。
治療例
※費用は大きさなどでだいぶ変わります。下の症例にはできるだけ、実際に要したレーザー照射の費用を記載しておりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
老人性色素斑
30代女性、左下と右上の大きいしみにQスイッチルビーレーザーを照射(2つで税込み¥42,900)しました。照射の2週間後からハイドロキノン、αリポ酸、トレチノインを全体に塗布しています。写真は照射前と照射の1か月後(外用開始の2週間後)です。外用薬の効果でレーザー照射していない部分のしみも薄くなり始めています。

治療前

1か月後
老人性色素斑
30代女性、左右とも頬の内側(鼻の横くらい)のしみにQスイッチルビーレーザーを照射(2つで税込み¥11,000)しました。照射の2週半後からハイドロキノン、αリポ酸、トレチノインを全体に塗布しています。

治療前

治療前

3か月後

3か月後
老人性色素斑
40代女性、右頬、写真の中央右寄りのしみにQスイッチルビーレーザーを照射(税込み¥8,800)しました。肝斑があって、レーザーの2か月前からハイドロキノン、αリポ酸、トレチノインを塗布していて、肝斑が薄くなってきたタイミングでのレーザー照射でした。レーザー後も外用は続けています。

照射前

4か月後
老人性色素斑
30代女性、Qスイッチルビーレーザー照射の2週間後からハイドロキノンを使用。

治療前

3か月後
痛みについて
- 照射前に冷却
- 塗る麻酔(待ち時間あり)
- 局所麻酔(注射)
輪ゴムでパチンと弾かれる程度の痛みがあります。痛みを和らげるため、冷却、塗る麻酔、局所麻酔(注射)などを選んで頂けます。
主なリスク・副作用
- 赤み、ヒリヒリ感
- かさぶた形成
- 炎症後色素沈着
- 色素脱失(白抜け)
- 再発
- 十分な改善が得られない場合
※ 特に炎症後色素沈着は比較的よくみられる反応で、 数か月単位で経過をみることがあります。 詳しい経過は、この下の「照射後の経過」をご覧下さい。
Qスイッチルビーレーザー照射後の経過
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照射直後
レーザーの反応で白くなります
その後、黒く薄いかさぶたのような状態になります。
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約2週間
軟膏とテープで保護します
部位などにより期間は変わりますが、顔では通常2週間程度が目安です。
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かさぶた後
ピンク色の肌が出てきます
治りかけの擦り傷のような状態です。
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数か月
炎症後色素沈着が出ることがあります
一時的に濃く見える時期があります。個人差があります。
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その後
外用薬と紫外線対策を続けます
色素沈着や再発を抑えるため、外用美白剤などを使用します。
詳しく読む
Qスイッチレーザーが照射されると、シミの部分は熱傷(やけど)の状態となり、真っ黒で薄いペラペラな痂疲(かさぶた)になります。
この熱傷に対して、ステロイド軟膏とテープ被覆によるケアを2週間して頂きます(※顔以外の場合は通常3週間)。2週間前後で痂疲が剥がれ、擦り傷の治りかけのようなピンク色の肌が現れます。
いったんシミが取れても、その後、レーザーの影響によるシミ(炎症後色素沈着と呼ばれます)が現れ、だんだんと濃くなります。このシミは通常は一過性で、2~3か月が濃い時期で、それを過ぎると薄くなっていきます。顔の場合は1年程度で影響が無くなることが多いですが、他の部位ではもっと長くかかることも多いです。
炎症後色素沈着の濃さや持続期間、また長期経過後の残存の程度はかなりの個人差があります。この炎症後色素沈着の予防のため、ハイドロキノンを使用して頂きます。
リスクが高いと判断される場合は、トレチノインなどを併用して頂く場合もあります。この他、紫外線への対策も必須で、日焼け止めクリームを使用して頂きます。

レーザー照射直後

2週間後

1か月後
Qスイッチルビーレーザーの原理
Qスイッチルビーレーザーは、シミの原因であるメラニン色素を選択的に破壊します。Qスイッチによって瞬間的にレーザーを照射することで、周辺の皮膚へのダメージを最小限に抑えます。
健康保険の適用について
太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑など、一部の「生まれつきのあざ」では健康保険の適用が可能です(回数制限あり)。詳しくは医師またはスタッフにお尋ね下さい。
ご相談・受診について
医師が診察しご希望を伺って、治療のご提案、リスクやダウンタイムなどのご説明をします。まずはご相談だけでもお待ちしております
※ 治療内容・効果には個人差があります
※ 診察の結果、適応外となる場合があります
看護師による無料事前カウンセリングも承っておりますので、お気軽にご連絡下さい
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