ヒアルロン酸
シワやたるみを改善しフェイスラインを整える、自然な若返りに効果的です。
目の下のたるみ、ゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットラインなどの改善の他、フェイスラインを整えたり、リフトアップ効果も。魅力的な口唇を形成したり、鼻を高くすることもできます。
施術を受けたその場で結果が出る治療ですが、後述する合併症のリスクもありますので、大切な行事の前に施術を受けられる場合は2~3週以上は余裕を見ておくことをお薦め致します。
適応
シワやたるみの改善、フェイスラインの改善、ボリュームアップ、リフトアップなど
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸注入とは、一言で言うと「足し算をすることで形をつくる注入治療」で、凹んでいるところを平坦にしたり、足りないところを盛り上げたりするフィラー注射の一種です。
フィラー注射としては、ハイドロキシアパタイト、コラーゲン、また一部ではアクリルアミド(※有害物質です)などが用いられてきましたが、その中で安全性や扱いやすさのために選ばれたのがヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸注入の仕上がりは、ほぼ、注入したその場で決まります。多少の凸凹が生じることはありますが、数日かけてなじんでいきます。腫れや紅斑が生じることもありますが、これも通常は数日以内に自然と消退します。また、内出血が生じると紫色のあざになりますが、次第に黄色くなっていき、通常は2週間前後で消退します。注入したヒアルロン酸は数日かけて肌になじんでいき、形も定まっていきますので、余裕を見て一週間程度は強いマッサージは避けるようにお願いしています。
ヒアルロン酸の製剤について
ヒアルロン酸の製剤は、厚生労働省の製造販売承認を受けた、アラガン社の「ジュビダームビスタボリューマXC」「ジュビダームビスタボリフトXC」「ジュビダームビスタボルベラXC」を使用しています。効果の持続はおよそ、2年(ボリューマ)、1年半(ボリフト)、1年(ボルベラ)程度です。製剤それぞれ特性が異なっており、主に注入の部位によって使い分けております。製剤に局所麻酔薬が含まれているため、局所麻酔薬のアレルギーがある方は施術を受けて頂くことができません。
ヒアルロン酸の注入方法について
ヒアルロン酸注入は、製剤の進化と共に、注入テクニックも目覚ましい発展を遂げています。旧来のヒアルロン酸注入は、患者様の訴えに従ってその部位だけに注入するのが通常でしたが、近年では、患者様のお顔全体をアセスメントし、患者様のご希望にもよく耳を傾けて、全体のバランスに気を配りながら注入法を決定していく『トータルフェイシャルトリートメント』へと変化してきています。私達は日々、こうした最新のテクニックの習得に努め、研鑽を重ねています。
治療例
トータルフェイシャルトリートメントの症例です。詳細はヒアルロン酸注入の症例写真をご覧下さい。
治療前
1月後
首の横シワにボライトを注入した症例です(他の部位に使用した残り、1本の半分くらいを使用しています)
治療前
3週間後
料金(税込み)
ジュビダームビスタボラックスXC | ¥110,000 |
ジュビダームビスタボリューマXC | ¥99,000 |
ジュビダームビスタボリフトXC | ¥99,000 |
ジュビダームビスタボルベラXC | ¥99,000 |
ジュビダームビスタボライトXC | ¥88,000 |
痛みについて
注射ですので、全くの無痛というわけにはいきません。しかしながら、できるだけ痛みを減らすための工夫をしています。上記のヒアルロン酸製剤は、全て局所麻酔薬入りです。その他、注入のスピードや注入前の冷却などにより、実際にはかなりリラックスをして施術を受けて頂いております。