アートメイク
アートメイクの歴史
アートメイクの歴史は古く三千年前の中国で人相学をベースに発祥し、それが美容に応用されるようになったとされています。東洋で培われた技術が欧米にも伝わり、手術の傷跡のカバーや頭皮のカモフラージュ、乳房再建の際の乳輪形成などの医療ニーズにも用いられるようになりました。日本では30~40年ほど前から「アートメイク」として行われるようになっています。普及当初はべたっとした不自然な仕上がりのアートメイクが一般的でしたが、現在ではより自然でデザイン性の高く仕上げあれるようになっています。
メディカルアートメイクとは
医師の管理のもと、針を用いて皮膚の浅い部分に着色する医療行為です。汗や水などで落ちないため、メイクなしの素顔に自信を持つことができます。いわゆる刺青やタトゥーと異なり、新陳代謝により徐々に色が薄くなっていくのが特徴です。
当院のメディカルアートメイク
当院では、眉頭から眉尻にかけて徐々にグラデーションをつけながら入れていく「パウダーグラデーション」法を行っています。パウダーペンシルで描いたような仕上がりになり、普段のメイクがとても楽になります
こんな方に
- 汗でメイクが落ちやすい方
- 運動が好きな方
- 眉が描きにくくなってきた方
- 眉メイクのガイドにしたい方
アートメイクのリスク、注意点など
- アートメイクの色素には微量の金属(酸化鉄)が含まれているため、MRI検査が受けられない可能性があります。MRIの装置、検査機関によって対応が異なりますので、MRIを受ける際にはアートメイクをしていることを検査を受ける医療機関に必ず申告して下さい。
- アートメイクは1~2年で徐々に薄くなりますが、完全に消退するわけではありません。除去を希望する場合、一般的に高額な医療費が必要で、尚且つ完全な除去が保障されることもなく、また除去に伴うリスクも発生します。
- 色素の定着のため、通常2~3回の施術が必要です。
- 皮膚が弱い、金属アレルギーがあるなどの場合、事前にパッチテスト(費用別途)を行うことができます。
アートメイクを受けられない方
- ケロイド体質
- 感染症:B型肝炎、C型肝炎、エイズ、梅毒など
- 重度の糖尿病、高血圧、心疾患、化学療法中など
- アレルギー:金属、アルコール
- 妊娠中、授乳中
- その他
料金(税込み)
眉毛 | |
一回目 | ¥55,000 |
二回目 | ¥44,000 |
三回目、リタッチ | ¥33,000 |