レーザー脱毛
脱毛の歴史
脱毛の歴史は大変古く、紀元前400~500年頃にはムダ毛の処理をしていた記録があります。美女として名高いクレオパトラは蜂蜜を固めたワックスで脱毛をしていたそうですし、その愛人であり英雄として名高いカエサルも毎日のムダ毛処理を欠かさなかったそうです。
古代の脱毛は、何らかの方法でムダ毛を一気に引き抜くという野蛮な方法で、その痛みも大きかったことは容易に想像できますね。しかも「永久脱毛」とは程遠く、繰り返しの脱毛が必要でした。
100年以上前に登場した針脱毛は、永久脱毛が得られる点で画期的でしたが、一本一本の毛根に電流を流すために大変手間がかかり、しかも痛みも大きいのが欠点でした。
レーザー脱毛は「色」を標的として、黒い毛の毛根を選択的に破壊することで、これまでの脱毛法の欠点を克服したものです。これによって、比較的安価に、少ない痛みで、半永久的な脱毛ができるようになりました。
当院のレーザー脱毛
当院のレーザー脱毛は、ルミナス社の『LightSheer Duet』を用いています。メラニンへの選択性が高く、深部の毛根に到達しやすい、810nmのダイオードレーザーで「明るい」から「中くらい」の肌に適しています。メラニンへの選択性が高いことで、正常な皮膚への影響を最小限にしつつ、毛根を効果的に破壊することができます。
特徴は、2種類のヘッドがあることで、広い範囲の皮膚をきゅ~と吸引しながら照射する大きなヘッドと、細かい部分を冷却しながら照射する小さいヘッドを使い分けられることです。
大きなヘッドは、吸引することで照射範囲から一時的に血液を待避させて、正常組織へのダメージをさらに小さくするとともに、痛みを「散らす」効果もあります。さらに、大きなヘッドでは少ないエネルギーで深部まで効果を出すことができるので、これらの相乗効果で、殆ど痛みを感じることなく、効果的に脱毛効果を得ることができます。
小さなヘッドは、大きなヘッドでは対応できない、吸引できない部位、細かい部位に対して用います。こちらでは、冷却することで痛みを緩和します。
レーザー脱毛前後の注意点など
- レーザー照射部位の毛は、カミソリなどで剃っておいて頂きます
- 毛抜きや、脱毛クリームなどで毛根から除毛してあると、レーザー光が反応すべき毛が「ない」状態となるので、レーザーの効果は全く期待できなくなります
- 照射の前後は紫外線対策をお願いします。日焼けの程度によっては、レーザーの出力を下げざるを得ず、期待される脱毛効果が小さくなります
- 同様に、照射部位に濃い色素沈着(シミ)があると、脱毛効果が小さくなる可能性があります。また、その程度によっては照射ができない場合もあります
- 妊娠中、授乳中の方には照射できません
料金(税込み)
料金は、施術一回毎に設定しております。繰り返し施術を受けて頂いている方には、割引があります。
部位 | 女性 | 男性 |
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両わき | ¥4,400 | ¥4,400 |
手指または足指 | ¥5,500 | ¥5,500 |
手の甲または足の甲 | ¥8,800 | ¥11,000 |
顔(範囲に応じて) | ¥7,700 | ¥11,000 |
Vライン | ¥8,800 | なし |
両ひじ下(ひじを含む) | ¥20,900 | ¥23,100 |
両ひじ上(範囲に応じて) | ¥11,000~ | ¥13,200~ |
両ひざ下(ひざを含む) | ¥27,500 | ¥30,800 |
両ひざ上 | ¥33,000 | ¥35,200 |