美肌の為の洗顔方法

スキンケアの基本中の基本となる洗顔。
しかしこの毎日の洗顔、自己流の方も多いのではないでしょうか?
毎日行う事だからこそ、間違った方法だとお肌のバリア機能の低下を招き、トラブルの原因になる事も・・・
そこで今回は、意外と知られていない洗顔の仕方をご紹介します。

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洗顔の役割


朝は寝ている間に分泌された皮脂や汗を、夜は皮脂や汗だけでなく、日中についたホコリや花粉、メイクなどを落とし、清潔な肌へと導きます。
皮脂はそのままにしておくと酸化し、黒ずみの原因にもつながります。
また、汗やホコリは水でも落ちますが、夜に塗ったクリームや皮脂は洗顔料を使用しなければ落とす事ができません。
更に、メイクや日焼け止めなどの油性の汚れを落とすには通常の洗顔とは別に、クレンジングが必要となります。

正しい洗顔の手順

white plastic pump bottle beside pink tulips and gray towel

1、手を洗う
まずは手を洗い、汚れを落とします。
汚れや油分がついていると、洗顔料が泡立たない事も。
また、手には雑菌が付着している事もあるので、お顔に移さない為にも洗顔前はしっかりと手を洗いましょう。

persons feet on white bathtub

2、クレンジング
メイクをしている際にはクレンジングが必要です。
クレンジング剤にはクリーム、ジェル、オイルなど色々なタイプがあり、洗浄力の弱いものから強いものまで様々です。
例えば、濃いメイクをしているのに洗浄力の弱いものを使用し、ゴシゴシこすってしまうと肌トラブルの原因にも。
濃いアイメイクの時はポイントメイクリムーバーを使用するのもお勧めです。
クレンジング剤はその時の肌状態やメイクの濃さで変えるといいでしょう。
乾燥肌や敏感肌の方、薄いメイクの時は、潤いを取り除き過ぎないダブル洗顔不要の物を使用するのもお勧めです。

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3、洗顔料を泡立てる
洗顔料に水を加え、空気を含んだキメ細かいたっぷりの泡を作ります。
逆さまにした時に、手の平から落ちない程度の泡がベストです。
たっぷり泡立てることで摩擦がおきにくく、汚れも落ちやすくなります。
泡立てネットなどを使用すると、簡単にキメ細かいたっぷりの泡を作る事ができるのでお勧めです。

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4、まずはTゾーンから
はじめに皮脂分泌の活発なTゾーンから泡を乗せ、洗い始めます。
その後、頬、目元と順に優しくなじませていきます。
泡をクッションにするようにして指が肌に触れないように洗いましょう。
ここで注意したいのが、決してこすらないという事。
肌に摩擦が生じる事によって、くすみやたるみなどの原因となってしまいます。
また、刺激を与え続けると肌自体も硬くごわつき、毛穴も目立ちやすくなるのです。

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5、すすぎは短時間で
すすぎはぬるま湯で短時間、かつ丁寧に洗い流します。
髪の生え際やフェイスラインなど、泡の残りやすい部分もチェックしながらすすぎましょう。
お湯の温度は熱いと乾燥を招き、肌への負担となってしまうので要注意!
洗い終わったら清潔な柔らかいタオルで優しくおさえながら水分を拭き取っていきます。
この時もゴシゴシと拭き取るのではなく、ポンポンと軽くおさえる様にします。

folded towels near potted plants

6、洗い終わったらすぐに保湿を
水分を拭き取ったらすぐにスキンケアにうつりましょう。
洗顔中は肌の潤いを守る保湿因子が流出してしまう為、タオルドライ後に時間をおいてしまうと乾燥が加速してしまいます。
すぐに化粧水や乳液、クリームなどで、水分と油分を補いましょう。

three white bottles

まとめ

ご自身の洗顔方法と比べていかがでしたか?
普段の洗顔やクレンジングを見直すだけで、くすみや乾燥肌、ニキビや毛穴などの肌悩みが改善する事も。
毎日の習慣が肌質にも影響を与えるので、肌への負担は可能な限り抑えましょう。
保湿などのスキンケアももちろん大切ですが、まずは今日から正しい洗顔を始めてみてはいかがですか?